この夏にドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフからの移籍が実現しなかった日本代表MF田中碧。
22日のカイザースラウテルン戦ではチームを救う英雄的活躍を見せた。
前半32分までに0-3とリードされるも、前半36分に田中の追撃ゴールで反撃開始。後半に2点を奪って同点に追いつくと、後半18分には田中が逆転ゴールを決めて大逆転勝ちしたのだ。
特にすごかった2点目の弾丸ミドルがこちら(動画55秒から)。
右足一閃でズドン!
結局、フォルトゥナは3点差をひっくり返して、4-3の大逆転勝利。
Bildでは、「最近何度も批判されていた田中が英雄になったことはダニエル・ティウヌ監督を特に喜ばせた」と伝えた。
指揮官は「先発起用だと伝えると、彼は『素晴らしい!』とだけ言った。それは日本の英雄がスタジアムでまさにやったことだった!」と喜んでいたそう。
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なお、ドイツ2部リーグで0-3から4-3の大逆転は過去に一度しかなかったとか。2018年にレーゲンスブルクがフォルトゥナ・デュッセルドルフ相手にやったのがこれまで唯一の記録だったとのこと。