オランダの名門アヤックスがまさかの降格圏に沈んでいる。
エールディビジ開幕7試合でわずか勝点5の17位に低迷しており、公式戦8試合勝利なしとなったところでモーリス・スタイン監督解任に踏み切った。
そうしたなか、かつてアヤックスで育成された元オランダ代表ラファエル・ファンデルファールトは、『NOS』の番組でこう言い放っていたそう(監督解任前の段階)。
「アヤックスはエクセルシオール(下位クラブ)のようにプレーし始めなければいけない。
組織からだ。もはやアヤックスではない。相手よりも優れてはいないという事実から始めなければならない。いい選手でも足を引っ張られるレベルだ。
意地悪に聞こえるかもしれないが、いまは降格候補のように考えなければいけない。
(ピエール・ファンホーイドンクの反論に対して)くだらない。
言ってしまえば、クソみたいな選手たちがいるクソみたいなチームで彼(スタイン監督)はやりくりしなければいけない。
テクニカルディレクターが12人も選手を連れてくる極端な状況がいまだかつてあったか?
1.15億ユーロ(183億円)があるなら、鼻に指2本を突っ込んで(楽勝で)チャンピオンにならなければいけない。
俺なら監督を続投させるが、いまいるのはピッチ上で実行できない選手たちだ」
もはや盟主だった頃のアヤックスの面影はないと指摘。
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そのうえで、チームの補強ぶりも揶揄していたようだ。