歴史的不調に喘いでいるアヤックス。リーグ戦ではまさかの降格圏に沈んでおり、27日に行われたUEFAヨーロッパリーグのブライトン戦にも0-2で敗れた。
これで9戦勝ちなしとなったアヤックスに対して、ブライトンは788本のパスと65%のボールポゼッションを記録。Optaによれば、この2つのスタッツはアヤックスが2014年以降に対戦した全ての対戦チームのなかで最も高い数値だったそう。
そんな試合に三笘薫はフル出場し、アヤックスの脅威になり続けた。
海外では三苫が相手DFアントン・ガーイに完璧なクライフターンを決める映像も話題になっている。
それはアヤックスのゴール裏スタンドから撮影されたもの。三苫は左のコーナーフラッグ付近で華麗なクライフターンを決めて、逆を突くと相手を完全に置き去りに。
ゴール前にどんぴしゃのクロスを送るも、味方のシュートは枠を反れて得点ならず…。それでも、スタンドからはWow!と湧き立つような歓声が上がっていた。
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海外のファンたちは「アヤックスの現状にクライフターンで墓を掘る」「クライフはアヤックスにそのやり方を見せるために三苫に憑依したのさ」「アヤックス相手にこれをやるとか(笑)ヤバいな」「スムースなクライフターンだったが、DFの警戒意識が低すぎ」「いいクライフターンは最高。この動きは彼の哲学を体現している。美しいだけでなく信じられないほど効率的」などと反応している。
クライフターンはアヤックス出身でオランダの超レジェンドであるヨハン・クライフが1974年W杯で決めたことでその名がついたテクニックだ。