8月にアメリカのMLSに移籍した吉田麻也。
TOKYOFMをキーステーションに放送中の「チャレンジ&カバー」で、VARについて語るなか、LAギャラクシーで経験したこんな話もしていた。
「僕もね、実はこないだ…ミネソタとの試合かな、まさかのVARがボイコット…ストライキですね。
VARが出来る範囲が限られているっていうよくわかんない状態で試合が行われたんですけども(笑)
たぶん、2回くらいオフサイドだろっていうのあったんですけど、見逃されたんだよなぁ、あれ。
どうしょもないよね、ストライキされちゃったら。とにかく、アメリカはストライキが多いです」
吉田が言及していたのは、10月8日に敵地で行われたミネソタ・ユナイテッド戦。
ただ、現地メディアによれば、ストライキを行ったのは審判団ではなく、ミネソタ・ユナイテッド側の映像・音響関係の労働組合。
ギャラクシー戦で10~12人ほどの組合員がストライキを行ったというが、彼らはホームゲームでカメラオペレーターやリプレイオペレーター、テクニカルディレクターなどを務めており、その他30人ほどのテレビクルーもストを尊重したため、この試合はApple TVで放送されず。
ミネソタ・ユナイテッドはなんとかスタッフをかき集めて、MLS公式での配信やハイライト化に対応したとのこと。
一方、組合側はクラブとは7か月交渉してきたが何度も引き延ばしされたと主張したほか、ストを行うのは15年ほど前に組織化されてから初めてだったとか(担当はホームゲームだけなので、年間の稼働日は18日ほどだとも)。
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なお、試合は吉田のアシストもあったが、ギャラクシーが2-5で大敗している。