パレスチナを支持する投稿をSNSでシェアしたオランダ代表FWアンワル・エル・ガジ。

その後所属しているマインツ05から「クラブの立場と合致しない」として出場停止処分を受けることになったが、先週「選手が反省を示した」として復帰の可能性が示唆されていた。

ところが、水曜日にエル・ガジは自身のInstagramで新たにコメントを発表。改めて自分の発言を後悔していないと宣言した。

アンワル・エル・ガジ

「私の立場は前と変わってはいない。

自分は戦争と暴力に反対だ。罪のない民間人を殺害することに反対だ。そしてあらゆる形態の差別に反対だ。

イスラム恐怖症に反対だ。反ユダヤ主義に反対だ。大量虐殺や民族浄化に反対だ。アパルトヘイト(人種隔離主義)に反対だ。占領に反対だ。弾圧に反対だ。

私は自分の立場について後悔はしていない。言ったことから距離を置くこともなく、これからもずっと、死ぬまで抑圧されている人々のために立ち上がる。

私はどの国に対しても特別な責任を負っているわけではない。いかなる国民も国家も国際法を超えられないと信じている。

私は毅然と真実を話すこと以外に選択肢はない。両親、家族、親戚に反対されたとしてもそうするつもりだ」

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『The Athletic』によれば、この投稿に対してマインツは「驚いている」と発表し、「この問題を法的に調査し、その後評価する」と宣言している。

なお、エル・ガジは月曜日から体調不良を理由にマインツの練習に参加しておらず、水曜日にも顔を見せなかったとのこと。

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