80年代・90年代サッカーユニフォームの注目が高まる中、イングランドの各クラブでは公式グッズとしてレトロユニフォームに力を入れている。

ここでは日本代表DF冨安健洋が所属するアーセナルの公式アパレルから、90年代最初のユニフォームである1990-92モデルの復刻レトロユニフォームをご紹介しよう。

Arsenal 1990-92 Retro Home Jersey

アーセナル 1990-92 ホーム 復刻レトロユニフォーム

1990-91、91-92シーズンで使用したホームユニフォームの復刻レトロユニフォーム。左襟の“AFC”の刺繍ロゴが特徴だ。エンブレムはそれまでのシンプルなキャノン(大砲)ロゴに代わり、このモデルから紋章型の新しいデザインが登場となった。

オリジナルのサプライヤーはadidasだったが、当然ながら権利上の問題で同ブランドのロゴマークやスリーストライプスをデザインに反映させることは不可能だ。

こちらが当時のオリジナル。右胸のadidasロゴとして三つ葉のトレフォイルが付く時代だった。このユニフォームを着用した90-91シーズンは当時の1部リーグであるディビジョン1で優勝を成し遂げている。

胸スポンサーは日本企業の「JVC(日本ビクター)」で、1981-82~98-99シーズンまで18年間パートナーを務めている。同社はユニフォームの胸スポンサーロゴ解禁後、アーセナルが最初に契約した企業だった。

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クラシックなエンブレムのデザインも魅力がある90-92モデルの復刻レトロユニフォームは、アーセナルのクラブ公式オンラインストアで好評販売中となっている。

今では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思いだす数々のユニフォームやグッズは見るだけでも楽しいです。

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