ジュビロ磐田からベルギーのアンデルレヒトへの移籍が決定的となった後藤啓介。191cmの長身である18歳のストライカーは、J2から海外に羽ばたくことになる。
そうしたなか、現地紙『VP』は「アンデルレヒトの最新補強選手である後藤に何が期待できるのかを探った」という特集を組んでいた。
後藤はポテンシャルに溢れており、非常にオールラウンドな選手といえる。
多彩な武器を備えたストライカーだ。空中戦は脅威であり、テクニックとスピードも兼備。さらに、ロングシュートと得点嗅覚まである。
その点で後藤の成功はほぼ保証されたように思えるが、経験面には懸念もある。彼が実力を示したのは、主に日本の2部リーグであるJ2でのことだ。
経験だけでなく、言語も障壁になりえる。後藤は英語が堪能なのかは不明。
(日本人選手が多い)シント=トロイデンなら問題にならないだろうが、アンデルレヒトはトップにもリザーブチームにも日本人選手はいない。
トップチームでの競争は熾烈なので、後藤はまずリザーブチームで起用されるかもしれない」
優れた能力を持っているとしつつ、経験と言語面が気がかりということのようだ。
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現在、アンデルレヒトはベルギー1部リーグで2位につけており、15試合で29得点を叩き出している。
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