彼を妨げている客観的な問題は、メッツァーラの役割だ。彼はその役割を思うように解釈できていない。
セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチの退団でラツィオの中盤が不安定化している問題もある。
3つ目の要因は、アジアカップかもしれない。W杯や大陸コンペティションの前にどんな選手にも起きるものだ。
この日本人は代表チームに加わる1月はカタールで忙しく過ごすことだろう。
彼はアジアカップや2026年W杯のことをかなり気にかけている。無意識のうちに、来年1月から2月に行われるアジアカップに影響されているのかもしれない。
サッリ監督は12月29日のフロジノーネ戦まで彼を起用できる。
明日、鎌田はチャンスを得るが、これまでのような無難プレーは必要ない。誰もが彼が爆発するきっかけに期待している。気迫や威勢だ。
鎌田はアジアカップを控える日本代表の活動に意識がいっているということだろうか。
【関連記事】日本代表、アジアカップで「背番号10」を背負った5人の男
ラツィオは年内最後のフロジノーネ戦まで6試合が組まれている。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ