J1浦和レッズは8日、ノルウェー人指揮官ペア・マティアス・ヘグモ氏の監督就任を発表した。

ヘグモ監督は昨季スウェーデン1部アルスヴェンスカンでBKヘッケンをリーグ優勝に導くなど北欧では名将として著名な存在だ。2013年から16年までノルウェー代表を率いており、弱冠15歳のマルティン・ウーデゴール(アーセナル)を代表デビューさせるなど若手を積極起用する先見の明も高く評価されている。

4-3-3システムを主に採用し、中盤に強度の高い守備的ミッドフィルダーを配置してプレッシャー強度を上げた縦に素早いサッカーを得意とする。浦和のサッカーとも親和性があり、来季のタイトルに期待がかかる。

ヘグモ監督はリリースを通じて

「親愛なるREDSファミリーのみなさま
浦和レッドダイヤモンズの監督を引き受けることになり、非常にわくわくしております。
ノルウェー人の誇りをもって、この素晴らしいクラブを指揮することとなり、名誉であると同時に、選手・スタッフを含めたクラブのみなさんとともに新たな航海へ乗り出すことが楽しみでなりません。
埼玉スタジアムにおいては、ファン・サポーターのみなさまから感じられるエネルギーが私を奮い立たせてくれますし、みなさまの揺るぎないサポートが私の全てです。目の前には、新たな素晴らしいチャプター(章)が待ち受けています。共に、新たな歴史を創り出しましょう。
We are REDS! 親愛をこめて」

とコメントした。

また土田尚史スポーツダイレクターはリリースを通じて

「クラブとして、そしてフットボール本部として最重要視してきた方向性の継続と、現任のマチェイ(スコルジャ)監督や前任のリカルド(ロドリゲス)監督が成長させてきたチームのさらなる成長を考えた上で、最適な次期監督であるマティアス氏をファン・サポーターのみなさんにご紹介できることを大変うれしく思います。
北欧においてクラブチーム・代表チームの監督を歴任され、多くの経験とともに数々のトロフィーをチームにもたらしてきた監督です。攻撃的なフットボールと選手マネジメントに関しての定評があり、クラブとしてもその点を高く評価し、招聘することとしました。
マチェイ監督と共に闘うFIFAクラブワールドカップ終了後、マティアス新監督と共に2024シーズンに向けた準備を行ってまいります」

と期待を寄せる。

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