先日大きな話題になった、トルコ1部の名門ベシクタシュが「5選手をチームから追放した」という事件。
ヴァランタン・ロジエ、ラシド・ゲザル、エリック・バイリー、ジャン・オナナ、そしてヴァンサン・アブバカルの5名がチームから除外され、その理由は「パフォーマンスの低下とチーム内での相性の悪さ」だと伝えられた。
そしてその後トルコのメディア『Fanatik』では、ヴァンサン・アブバカルについて「クラブに嘘をついて植毛手術を受けたため」だったと報じられていた。
それによれば、アブバカルは先月のインターナショナルマッチウィークでカメルーンに帰国したあと、妻の病気を理由にパリへと向かっていたという。
しかしながらその理由はウソであり、本当はパリで植毛手術を受けるためであった上、術後は3週間の安静が必要だったためにクラブには「怪我をした」と虚偽の報告をしていたというレポートであった。
だが、ヴァンサン・アブバカルの代理人であるイスラエル人エージェントのピニ・ザハーヴィは『AS』に対して「意味のない噂だ。アブバカルはもうクラブと話しているし、練習にも戻る予定になっている。素晴らしい発明の記事だね」とその内容を否定。
そしてヴァンサン・アブバカル本人も自身のInstagramストーリーで以下のように書き、植毛はそもそも去年のことだと明かした。
「もう批判するのはをやめてくれ。今シーズン中は何も治療していないよ。髪の毛に関しては、昨シーズンが終わって、今季のプレシーズンが始まる前の夏に手術した。今季はクラブの誰とも論争をしていないし、不適切な行動もなかった!
「今シーズンは11ゴールと3アシストを記録している。昨季の後半には13ゴールを決めた。何よりも、私は契約があるかぎり常にチームのために全力で取り組んでいる」
「クラブは状況を明らかにし、チームに復帰してもいいことを確認するメールを送ってくれた。法的措置の対象になるような誤った非難をやめてくれ」
アブバカルが植毛手術を受けたのは今年の夏のことであり、今季に入ってから頭皮に手を入れてはいないとのこと。