ドイツ北部の名門ヴェルダー・ブレーメンは19日、年内最後の試合となったブンデスリーガ第16節でRBライプツィヒとホームで対戦。試合は1-1の引分けで終えている。

この試合でブレーメンが着用したユニフォームは、いつもとは少し異なるもの。エンブレムがクリスマスツリー型の特別な「クリスマスバージョン」だった。

ユニフォームのデザイン自体は今季のホームキットだが、エンブレムはダイヤ型からクリスマスツリー型へと変更。ツリーの頂点で星が輝く。

このクリスマスツリーエンブレムは、ブレーメンやブンデスリーガファン、あるいはユニフォーム好きには有名な恒例行事。2002-03シーズンから毎年欠かさずクリスマス時期の試合で、クラブはこのエンブレムを付けたユニフォームを着用している。

この特別デザインのユニフォームは一般に販売されることはない。そして選手用のユニフォームは全て「matchwornshirt.com」にチャリティオークションとして出品中だ。

オークションは現在も開催中で、時間の経過とともに価格も上昇。終了日時は現地時間12月31日15時の予定となっている。

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オークションでの収益は全てクラブの慈善団体「ヴェルダー・ブレーメン財団」に寄付され、スポーツ、教育、暴力防止、慈善活動など財団の活動費に充てられる。

ブレーメンに限らず欧州ではこの時期に、このようなチャリティや小児科病棟へ赴きベッドの上でクリスマスを迎える子供たちを励ましプレゼントを渡すなど、慈善・ボランティア活動を行うチームが多い。サッカーの素晴らしい一面だ。

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