2023シーズンのJリーグMVPに輝いたヴィッセル神戸FW大迫勇也。
今や完全に神戸の選手というイメージが定着したが、その前にはドイツ・ブンデスリーガで3つのクラブに所属していた。
ブンデス時代は苦闘の連続だったという印象だが、そんな中でも大迫が輝きを放ったシーズンとそのユニフォームを振り返ってみたい。
1860ミュンヘン
1860ミュンヘン 2013-14 Uhlsport ホーム ユニフォーム
大迫にとって初の海外移籍は、当時ドイツ2部リーグに所属していた1860ミュンヘン。1部リーグではバイエルン・ミュンヘンと「ミュンヘン・ダービー」を戦うチームだ。
2014年1月に鹿島アントラーズからミュンヘンの古豪に加入し、15試合で6得点3アシストを記録。ここでのプレーが認められた形で、翌シーズンに早くも名門ケルンへのステップアップが実現する。
1860ミュンヘン時代のユニフォームはUhlsportがサプライヤーで、ホームは80年代以降に使われることが増えたストライプ柄。胸スポンサー企業はドイツの自動車会社フォルクスワーゲン(VW)だが、胸ロゴは「Think Blue」に。これは環境への配慮をアピールするVW社のキャンペーンだった。