監督としてJ1歴代1位の勝利数を誇る西野朗氏。
教え子である播戸竜二と加地亮の2人とYouTubeチャンネルで対談し、ざっくばらんにこれまでを振り返った。
西野監督はガンバ大阪で2002~2011年まで長期政権を築いたが、その前に柏レイソルを指揮している。
播戸から「レイソルの時はそういう(圧力)も感じなく、急にクビって言われた感じなんですか?」と聞かれるとこんな話を明かしていた。
「前年度に永久契約していいぞって言われていて。契約書に何年って自分でいたいだけ書いてくれって言われて。(そう言われていたけれど)半年で(クビ)」
西野監督は1998年に柏の指揮官に就任、2001年途中で解任された。2000年は1stステージで4位、2ndステージで2位と躍進。その年のJリーグ最優秀監督賞を受賞した西野監督は、永久契約を打診されたとか。
この秘話に教え子2人は「そんなんあるんですか!?」と仰天。西野監督は「(解任された時も)それほど成績は悪くなかったんだけどね」とも話していた(2001年の1stステージ6位)。
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そんな西野監督が日本人選手で一番印象に残っているのは、柏とガンバで指導した明神智和氏だそう。明神氏はガンバユースでコーチを務めているが、西野監督的には将来的に監督になって欲しいそうで、日本サッカー協会にいた時には育成年代の担当に推薦したこともあったとか。