エジプトで行われているカップ戦の記者会見で、かなり珍しい場面が撮影されたようだ。
スーパーカップの準決勝で行われたモダン・フューチャーFC対ピラミッドFCの試合はスコアレスドローに終わり、PK戦14-13というスコアで前者が勝利を収める結果となった。
このモダン・フューチャーFCを率いているのがポルトガル人指揮官のリカルド・フォルモシーニョ監督。
今年からモダン・フューチャーFCの監督に就任した彼は、2003年から2004年にかけてジョゼ・モウリーニョ監督のスタッフとして働いた経験を持ち、レアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッド、トッテナム・ホットスパーでもコーチやスカウトとしてサポートしていた人物だ。
そのリカルド・フォルモシーニョが試合後の記者会見を行っていたところ…。
なんとジョゼ・モウリーニョからの電話が!リカルド・フォルモシーニョは「すみません、この男からの電話には出なければならないんだ。ジョゼ・モウリーニョだよ」と記者会見を止めたのだった。
リカルド・フォルモシーニョはモウリーニョのことを「ボス」と呼び、「我々はやった。そう、やり遂げたんだ。少し経ったら終わるから、かけ直すよ」と話しており、祝福を受けたことを想像させる言葉を発していた。
トッテナム・ホットスパーを離れてから数年が経っているものの、モウリーニョはスタッフであったリカルド・フォルモシーニョの動向がとても気になっていたようだ。さすがの人たらしである。