アスルクラロ沼津は4日、元日本代表MF伊東輝悦との契約を更新し2024シーズンも同チームでプレーすることが決まったと発表した。
伊東輝悦は1974年8月31日生まれの49歳。Jリーグが開幕した1993年、東海大第一高(現・東海大翔洋高)から地元の清水エスパルスでプロ入り。
3年目には主力に成長し、日本代表として出場した1996年のアトランタ五輪では、ブラジルを相手に決勝点を決めて「マイアミの奇跡」の立役者の一人となった。
2010年末に清水を退団して以降は、ヴァンフォーレ甲府、AC長野パルセイロ、ブラウブリッツ秋田でプレー。2017年から沼津に所属し、昨季は天皇杯予選1試合に出場していた。
契約更新が決まった伊東のコメントは以下の通り。
「今シーズンもこれまでと変わりません。熱く、エネルギッシュに、より高いところを目指し、楽しんでプレーしたいと思います。皆さんスタジアムでお会いしましょう!」
伊東は海外移籍の経験がないため、1993年の初年度から全てのシーズンをJリーグで過ごしている唯一の選手。
なお、横浜FCのカズが現在ポルトガル2部のオリヴェイレンセへ期限付き移籍しているため、49歳の伊東が今年もJリーグ最年長となる可能性が高い。