昨年夏のマーケットでリヴァプールを退団したイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン。

1200万ポンドの移籍金でサウジアラビアのアル・イティファクへと加入し、年俸にして3500万ポンド(およそ65億円)以上という高額な給与を約束された。

そしてスティーヴン・ジェラード監督の下で戦っているが、『Daily Mail』によれば「すでにサウジアラビアを離れることを希望している」とのこと。

さらにアル・イティファク自体も現在2ヶ月勝利がない状態が続いており、アシスタントコーチのイアン・フォスターも退任してプリマス・アーガイルに去った。選手やジェラード監督に対しての批判が高まっているという。

ヘンダーソン自身はサウジアラビアのライフスタイルに全く適応できておらず、中東特有の暑い気候、そして海沿いにある本拠地ダンマームの強烈な湿気、そして3万5000人収容のスタジアムに7000人程度しか集まらない不人気さに失望しているそうだ。

またサウジアラビアに移籍したことで自らが支援してきたLGBTQ+のコミュニティから「裏切り者」と非難を受けており、それにも心を痛めているという。そのためウインターブレイク前の段階でチームメイトに「移籍するかもしれない」と告げていたとのこと。

もしイングランド・プレミアリーグから魅力的なオファーを受け取れば、もし給料がかなり下がったとしても移籍を検討するという。

サウジアラビアでは2年間の居住によって税金が免除されるが、もし半年でイギリスに戻るならばヘンダーソンには700万ポンド(およそ12.7億円)もの税金が余計に課されてしまうとのこと。

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ただ、それでもヘンダーソン自身はイングランド・プレミアリーグに戻ることを考えており、フラムやクリスタル・パレス、ニューカッスルなどが関心を持っているとのこと。

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