9日、ジュビロ磐田に所属していた元日本代表MF遠藤保仁が現役引退を発表した。1998年にJリーグデビューし、それから長く活躍してきた日本サッカー史上屈指の司令塔は、シーズンを終えてから2ヶ月以上が経ってスパイクを脱ぐことを明かした。
そして古巣でもあるガンバ大阪のコーチに就任することも同時に発表されており、指導者に転身することも電撃的に公表された。
日本代表でも長く活躍した名選手だけに、記者会見やセレモニーで送られるのが通常のところであるが…そのようなことをしなかった理由について、事務所『ONE CLIP』が投稿した動画で遠藤保仁が明かしていた。
「いまここで喋っているのも、実はオフ真っ只中で…本来であれば、記者会見とかそういうのを開かなきゃいけないのかなと思っておりましたが。
記者会見で真面目に語るのも僕らしくないかなというのもあり…そして、なんといっても『オフはオフ』なので!とことんオフを満喫したいということで、記者会見を開くことはしませんでした。そのかわり、ここで皆さんにご報告という形で話をさせて頂いております。
『日々楽しく』というのが僕のサッカー人生のモットーだったので、コーチになってからもその気持ちを忘れずに日本サッカーのため、ガンバ大阪のために努力して、勉強して、一人でもいい選手を送り出していけたら良いなと思っております」
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なんとシーズンを終えてからはオフだったことから、それを最優先にして記者会見を行わなかったとか…この飄々とした姿勢は「まさに遠藤保仁」である。