ローマはジョゼ・モウリーニョ監督を電撃解任し、新監督としてダニエレ・デロッシと2024年6月末までの契約を結んだ。
そうしたなか、かつてローマを指揮したファビオ・カペッロ元監督は、『Gazzetta dello Sport』でこう述べていたそう。
「アメリカ企業はともに働く者へのリスペクトがない。ミランとパオロ・マルディーニのケースもそうだったし、今日のモウリーニョもそうだ。感受性がなく、ビジネスだけ。リスペクトも必要だと思う」
かつて中田英寿らとともにローマをスクデットをもたらしたカペッロは、現経営陣にはモウリーニョへのリスペクトがなかったと嘆いていたようだ。
アメリカの民間投資会社RedBird Capital Partnersが保有するミランは、テクニカルディレクターだったマルディーニを昨夏に解任。ローマを保有するThe Friedkin Groupもアメリカの企業だ。
ちなみに、モウリーニョはローマでの138試合で68勝30分40敗という戦績だった。なお、パウロ・ディバラは「ありがとう、監督!全てに感謝しています。一緒に働くことはすごい喜びでした。アドバイスとくれた言葉に感謝しています」とのメッセージをモウリーニョに送っている。