今冬のマーケットでアウクスブルクから2部のハンブルガーSVに加入することが決まった奥川雅也。今シーズン終了までの期限付き移籍での契約となった。
昨年夏にアルミニア・ビーレフェルトを離れて1部のアウクスブルクに移籍したものの、度重なるケガで出場機会を得ることができず、戦力としての立場を確保することに失敗していた。
そして今回ローンで2部の上位を争うハンブルガーSVに加入し、後半戦ではブンデスリーガ昇格に向けて戦いに挑むことになった。
公式サイトのインタビューで奥川雅也は以下のように話し、ハンブルガーSVに入ったことについて以下のように明かしていた。
「いいスタートを切ることができたし、暖かく迎えられた。長い間ケガをしていたが、今は再び調子を取り戻しているし、ピッチに立つことができてとても幸せだ。
昨日も、そして今日も、ケガの状態を考慮してもとてもいい感触があった。まだ100%の状態には戻っていないが、すぐに良くなっていくと確信している。
シャルケ戦に向けて準備はできている。僕たちは本当に勝ちたいと思っているし、シーズン後半のスタートはとても重要だ。
ハンブルガーSVはビッグクラブだ。監督のことはよく知っているし、ラースロー・ベネシュやヨナス・メフェルト、ギー・ラモスら知り合いの選手もいる。またこのクラブが求めている大きな目標がある。それを達成するために貢献したい。すべてを捧げていきたいと思う。
期限付き移籍の選手として、すぐに自分の強みを発揮して、チームに溶け込んでいかなくてはならないね。
ホルシュタイン・キールで一緒に過ごしたときから、監督のことやプレースタイルは知っている。彼のやり方は好きだし、もう一度それを体験したいと思った。ポゼッションサッカー、ローテーション、そしてポジションチェンジを使った攻撃的な試合が好きだ。
昔ハンブルガーSVでプレーした日本人選手のことももちろん知っているよ。酒井高徳さんとも伊藤達哉さんとも話した。このクラブがいかに大きくて素晴らしいのかよくわかったよ。ファンはホームでもアウェイでもこのクラブを無条件でサポートしてくれると」
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2021年からハンブルガーSVを率いているティム・ヴァルター監督は、2018~2019年にホルシュタイン・キールを指揮していた経験を持っており、そこで奥川雅也を指導していたという関係だ。