毎週木曜日に『DAZN』で更新されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。

今回は安田理大とハーフナー・マイクを迎えてアジアカップの日本代表をレビューする回…であったが、なんと大雪のためにハーフナーがスタジオに到着できず。内田と安田の二人で行われることになった。

日本代表は3日に行われたイラン戦で1-2と逆転負けを喫し、大会を去った。そこで不安定なプレーを見せてしまったのがDFの板倉滉だった。

最終的にはオフサイドで失点にはならなかったものの、ギリギリのタイミングでサルダル・アズムンに裏へと抜け出され、スライディングを敢行したところキックフェイントで外されてシュートを決められる…という場面もあった。

その際のプレーについて、ディフェンダーであった内田篤人と安田理大は以下のように解説していた。

内田「滑るな!とかありましたけどね。でもあれは板倉選手も分かってると思うけど、ロングボールが出た瞬間に考えますよ。あの角度で入っていったらどうしようかなと。滑ろうかな…どうしようかな…と」

安田「ディフェンダーやってた人はみんな思うんじゃない?滑るな!って」

内田「この角度のスピードで入ってきたら滑らない…と判断するかなと思うけど、ロングボールが出てバウンドさせてる瞬間には、自分の中では決まってる。

でもこれね、毎熊選手が後ろに来ているんで、滑るっていう判断もなくはないんですよ。自分が滑ってターンしてくれたら毎熊選手がいるから」

安田「これはでも、毎熊選手のカバーが…」

内田「これは毎熊選手が行くなら、ゴールキーパーの方向に下がるんじゃなくて、前で相手選手にそのまま行った方がいい。

これは行ったあとに相手から離れて、体重がゴール側に動いてる。そういう細かい部分がいっぱいあるから」

安田「ニアは鈴木彩艶選手が止められるから、板倉選手はそんなに深く滑らなくてもファーだけ消しに行くスライディングをするとかね」

内田「これは上から見てるからわかることだけどね」

安田「選手目線で見ると、本当に数センチで判断って変わるから、そのせめぎあいなんで難しい。滑る気持ちもわかるし」

内田「オレが実際に走っていたら滑ったかもしれないしね」

安田「何でも言えるんですよ。外の人は」

板倉滉がスライディングした際に解説者を務めていた内田篤人が「滑るな!」と話したことで、その言葉がXのトレンドに入ったりも。

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しかしながら、内田篤人自身も「自分でも滑っていたかもしれない」、安田も「滑る気持ちもわかる」というほどギリギリの判断だったようだ。

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