毎週木曜日に『DAZN』で更新されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。
今回は安田理大とハーフナー・マイクを迎えてアジアカップの日本代表をレビューする回…であったが、なんと大雪のためにハーフナーがスタジオに到着できず。内田と安田の二人で行われることになった。
その中で、内田篤人はこの大会の日本代表チームについて「淡々としている」と話していた。
内田「なんかこの、失点したあとの選手の感じが静かだなぁと思ったかな。誰かが怒るわけでもなく…言うわけでもなく…。そのままボールを持ってセンターサークルへ向かうみたいなのが、ちょっと寂しかった。
いいんですよ、淡々としても。僕は淡々とやるタイプでしたから。でもチームに何人かは、そうじゃないタイプがいなきゃいけない」
安田「さっきVTRで出ていましたけど、三笘選手のドリブルをスライディングで止めた選手がガッツポーズを大袈裟にやったじゃないですか。ああいうのをやる選手は必要ですよ。
それで雰囲気を熱くさせるみたいな。ウッチーは出さないタイプだけど、そういうのを見たらハートは熱くなるし。それも必要なんだと思いますよ」
内田「テレビ局のスタッフの人が言ってたんですけど、『W杯のときは長友さんがベンチの前に出てきて盛り上げてましたけど、今回はそういう選手がいないですね』って。そういうチームワークのようなものも…なんか寂しかったなという」
安田「ワザとでもいいから、オーバーアクションでやって、ボールをバッと取りに行って、『行くぞ!』みたいなことをやってみたりとか。ヨーロッパの選手とか、それをするじゃないですか。そういうのは大事ですね。
やってる選手たちが一番『自分たちに何が足りないか』が感じたと思うので、それをどれだけできるかですよね」
今回のアジアカップでは「盛り上げ役」のような存在がいなかったという点にテレビ局のスタッフが気づいたという。
日本代表では長友佑都や槙野智章、森脇良太などが見せてきたムードメーカーという存在の大きさ。今回のワールドカップではそのような選手による鼓舞が足りなかった…とのこと。
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