リオネル・メッシらを擁するインテル・マイアミは、世界をめぐるプレシーズンツアーを行っていた。だが、4日に香港で行われた試合でメッシが欠場したことが問題になっている。
高額なチケットを購入したファンたちが「返金しろ」とブーイングを浴びせる事態になり、試合主催者は香港政府への助成金申請を取り下げたうえ、チケットの半額を返金することを決めた。
そうしたなか、『BBC』は「中国当局はアルゼンチン代表戦を中止、メッシ欠場に怒り心頭」と伝えた。
アルゼンチン代表は3月に中国で2試合を行う予定だったが、それが取りやめになったという(杭州でナイジェリアと、北京でコートジボワールと対戦するはずだった)。
メッシが香港での試合を欠場したことに中国のファンも怒っていたそう。北京サッカー協会は「北京はメッシが出場するはずだった試合を今のところ開催する予定はない。管轄当局によると、誰もが知っている理由からイベントが開催される条件は満たされていない」と発表したとのこと。
メッシは鼠径部の問題で香港での試合を欠場したが、7日に東京の国立競技場で行われたヴィッセル神戸戦には後半15分から出場した。