昨夏にヨーロッパサッカー界で猛威を奮ったサウジアラビアのクラブによる選手の爆買い。
ところが早くも冬の移籍市場でヨーロッパへ戻る選手が出始めており、サウジリーグの雲行きは怪しくなっている。
そこで今回は、かつて同じように中国へ大型移籍したもののそれほどプレーしなかった選手たちを振り返ってみたい。
ジョゼ・フォンテ
中国でのプレー:大連一方(2018)
40歳になった元ポルトガル代表のベテランDFジョゼ・フォンテ。
国内のブラガで現在も主力としてプレーする彼であるが、若手時代は母国ポルトガルでそれほど輝かなかった。
ただ2007年からイングランドでプレーし、2010年のサウサンプトン加入が転機に。当時3部だったクラブをプレミアリーグ昇格まで導き、1部でも活躍したことでブレイクした。
2018年に中国の大連一方へ加入。しかしプレー期間はわずかに半年と短く、その後加入したリールでは5シーズンにわたって活躍し2021年にはリーグ・アン優勝も果たした。