今季移籍したフェイエノールトで控えに甘んじている日本代表FW上田綺世。
ライバルであるメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスは今季19ゴールと得点を量産しているが、ここ5試合は得点がない。そのため、上田を先発に抜擢するべきという声もあるが、オランダの元プロたちはそう考えてはいないようだ。
かつてフェイエノールトで活躍した元モロッコ代表MFカリム・アルアハマディは、『ESPN』で「ヒメネスにはかなりの功績がある。彼が調子を取り戻すのに長い時間がかかり、上田のようなストライカーがいるなら…。ただ、上田が入っても、『彼がスタメン入りのドアをノックしている』とは思わない。ヒメネスに信頼を与えなければいけない」と話していたそう。
また、フローニンゲンなどでプレーしたケース・クワクマンもその意見に同意。「アジアカップでの数ゴールとは違う。ヒメネスがそれで眠れなくなることはないだろう。(ヒメネスについて)2か月前にはアトレティコ・マドリーへの移籍話を話題にしていたのに、今は控えベンチについて話している。ちょっと早すぎるね」と述べていたとのこと。
上田はアジアカップで4ゴールを決めたが、フェイエノールトではまだ1得点に留まっている。