レアル・ソシエダは12日、「日本代表MF久保建英との契約を2029年まで延長した」と公式発表した。
2022年の夏にレアル・マドリーからレアル・ソシエダに加入した久保建英。移籍金は600万ユーロと安く抑えられたが、新天地ではすぐに高いパフォーマンスを発揮し、攻撃の中心選手として重要な存在となった。
契約解除料が6000万ユーロ(およそ96.2億円)と設定されていたことや、将来の売却による移籍金の半額がレアル・マドリーに支払われるという条件がついていることなども大きな話題に。
それもあってかこの夏のマーケットに向けて移籍の噂が流れており、リヴァプールやマンチェスター・シティ、サウジアラビアのクラブなどが狙っていると伝えられてきた。
しかし今回久保建英は2029年までという長期の契約をレアル・ソシエダと結ぶことになり、この夏の移籍話を牽制したようだ。
「レアル・ソシエダと久保建英は、2028-29シーズン終了まで両者の絆を新たにすることで合意に達した。
彼はジョアキン・アペリベイ会長とともに新しい契約書にサインし、手を取り合って成長を続けたいという両者の願いが叶えられた。このホームにいてください」
とレアル・ソシエダの公式サイトは記載しており、久保建英とクラブの両者が残留を望んでいることを明らかにしている。