今季移籍したフェイエノールトでいまだ1ゴールに留まっている日本代表FW上田綺世。
ライバルであるメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスが負傷欠場となった12日のスパルタ戦で先発起用されたものの、ゴールを奪うことはできなかった(試合はフェイエノールトが2-0で勝利)。
ただ、かつてフェイエノールトでプレーした元オランダ代表MFヨン・ボスカンプ氏は、上田に同情しているようだ。『Vandaag Inside』でこう話していたそう。
「上田にとっては非常に難しかった。2人のウィンガーは常に中央でアクションを起こしたがるが、そこにはすでに11人ほどがいる。全員がペナルティエリア付近にいたので、そうなると難しくなる。
だから、フェイエノールトはボールを回し始めたが、観客にとってはおもしろくなかった。
上田のことはベルギー時代から知っているが、彼はあらゆる角度からシュートを打っていた。アジアカップでも4~5点は決めていると思う」
上田はアジアカップで4点を決めたが、スパルタ戦はストライカーにとってプレーしづらい試合だったと同情していたようだ。
なお、75歳のボスカンプ氏は、1978年ワールドカップ準優勝メンバーでもある。