先日、久保建英はレアル・ソシエダとの契約を2029年まで延長した。
久保は2022年夏にレアル・マドリーからソシエダに完全移籍すると選手として覚醒。メガクラブへのステップアップが盛んに囁かれるなかでの契約延長となった。
ただ、『Relevo』は「久保の契約更新はレアル・マドリーや欧州列強を追い払うものではない」と伝えている。
ソシエダは2027年までだった久保の契約を延長したうえで年俸もアップした。ただ、契約解除料は6000万ユーロ(97億円)のままに据え置かれたほか、将来の売却権の5割を古巣レアルが保有することにも変化はなかったという。
そのため、レアルが久保の買い戻しに動いても費用は限定される。したがって、今回の契約更新は久保を注視する多くのビッグクラブを追い払うようなものではないとのこと。そして、そこにはリヴァプールも含まれているとされている。
久保を買い戻す可能性があるレアルは年俸アップの影響は受けるものの、それほど大きなものではないそう。レアルは久保への注視を続けているほか、他の欧州列強も選手としての価値だけでなくマーケティング効果も持つ久保を興味深い投資対象として見ているという。