Jリーグは27日、サッカークラブがJリーグに入会(加盟)する際に求められる要件ついて改定を行ったことを発表した。
Jリーグはアマチュアの最高峰であるJFL(日本フットボールリーグ)で好成績を残し、なおかつ経営面や環境など一定の条件を満たしたクラブの参入を認めている。
今回改定されたのはJリーグ規約の第17条〔入会〕の(3)。
これまではホーム主催ゲームにおける1試合平均入場者数が「2,000人に到達することを目指して努力していると認められること」とあくまで努力目標とされていたが、今回から「1試合平均入場者数が2,000人に到達していること」に確定。
また経営についても従来は「短期的に資金難に陥る可能性が極めて低いとJリーグが評価できる状態にあること」であったが、このたび「年間入場料収入が1,000万円に到達していること」と変更された。
主な改定は以上の2点で、Jリーグは「入会を希望するクラブは、以下に掲げる要件をひとつでも充足していない場合には、入会することができない」としている。
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2024年現在JリーグはJ1からJ3まで合わせて60クラブに達しており、今シーズンから各ディビジョンごとに20クラブで統一された。そうした中で今後加盟への条件はさらに厳しくなることも予想される。
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