ホームでのビジャレアル戦に敗れたあと、今シーズン限りでの退任を発表したバルセロナのチャビ・エルナンデス監督。

契約はまだ2025年夏まで残っていたにもかかわらず、それを途中で切り上げる形でチームを離れる意志を示した。

その後メディアではバルセロナの次期監督候補が噂されており、ロベルト・デ・ゼルビ(ブライトン)やハンシ・フリック、シモーネ・インザーギ(インテル)らの名前があがっている。

しかし、バルセロナのスポーツディレクターを務めているデコ氏は『Catalunya Radio』の番組『Tot Costa』で以下のように話し、チャビ監督が決断を撤回するなら残留もあり得ると語ったそう。

「チャビ監督が残るのかどうか?現時点で残留はないが、もしそれが現実的に可能性が出てくるのであれば、そのときに議論することになるだろう。

来季の監督については何も決めていない。なぜならば、まだそれは早すぎるからだ。我々の前にはまだ多くの物事が待っている状況だ。もし何かが変化したとしても、我々は成長することができないわけではない。そして、我々はチャビ監督に対してなにも反応していない。

クラブによる決断は下されていないからだ。そしてスポーツ面のマネージメント部門からもだ。現時点ではあらゆる可能性がある。何が起こるのか、我々は議論していく」

2021年にバルセロナの監督として招聘されたレジェンドのチャビ・エルナンデス。ロナルト・クーマンの後任として指揮をとり、2022-23シーズンはリーグ優勝を成し遂げた。

チャビ監督退任のバルセロナ「新指揮官候補の8名」

しかしながら今季はレアル・マドリーやアスレティック・ビルバオに4失点で敗れたり、ビジャレアルに5失点するなど浮き沈みが激しい状況が続き、契約を1年半残したタイミングで退任を発表していた。

ただ、ビジャレアル戦を終えてからの6試合では4勝2分と成績は向上しており、2位のジローナまで勝点2差と接近している。その状況を見てチャビが決断を撤回することもあるのだろうか…。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名