シャビ・アロンソ監督が率いるレヴァークーゼンは、3日に行われたブンデスリーガ第24節ケルン戦に2-0で勝利した。
前半14分に相手に退場者が出ると前半37分にジェレミー・フリンポングのゴールで先制、後半にはアレハンドロ・グリマルドが追加点を奪っている。
今季リーグ戦でいまだ無敗のレヴァークーゼンは、通算での無敗記録も34に伸ばした。
また、アロンソ監督はこれでブンデスリーガでの指揮が50試合に到達したが、すでに33勝を記録。Optaによれば、これ以上の記録を持つのは、ハンジ・フリック(50試合中40勝)とジョゼップ・グアルディオラ(42勝)だけだそう。
2位バイエルン・ミュンヘンは2日のフライブルク戦に2-2で引き分けたため、首位レヴァークーゼンとの勝点差はついに10ポイントになった。
アロンソ監督は、そんな一戦で先制ゴールを決めたフリンポングを前半だけで交代させている。『Bild』によれば、指揮官はその理由をこう説明したそう。
「リスクがあった。10人で試合を終わらせたくなかった。感情的にプレーしてはいけない(とハーフタイムに選手たちに伝えた)。ジェリー(フリンポング)のゴールは我々にとって非常に重要なものだったけれどね。
(フリンポングとグリマルドの両ウィングバックは欧州最強か)彼らが欧州で最高のウィングバックかは分からない。ただ、我々にとっては最高だ。
あのレッドカード(相手の退場)で全てが変わった。雰囲気はかなり感情的で、ちょっとクレイジーだった。後半になって1-1に追い付かれなかったのは幸運だったね。
我々は自分たちの仕事をしたが、やり続けなければいけない。勝てたのは嬉しい。ここケルンで勝つのは簡単じゃない。素晴らしい雰囲気のダービーだった」
フリンポングは前半23分にイエローカードを貰っており、ヒートアップしがちな彼は退場になるリスクがあったために交代させたようだ。
そのフリンポングは累積警告により、次節ウォルフスブルク戦は出場停止になる。