昨年夏のマーケットで数多くの中盤の選手が退団したリヴァプール。しかもジョーダン・ヘンダーソンとファビーニョは突如サウジアラビアへと移籍したため、クラブは急遽の対応を迫られた。

開幕までに獲得できたのはアレクシス・マカリステルとドミニク・ソボスライの2名だったが、その後遠藤航とライアン・フラーフェンベルフの契約をまとめることに成功。

結局はこの4人が全員戦力となっており、リヴァプールが逃したモイセス・カイセドやロメオ・ラヴィア(ともにチェルシー)よりも活躍を見せている状況だ。

『CaughtOffside』によれば、移籍マーケットの専門ジャーナリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏は、リヴァプールの首脳陣の評価について以下のように報告していたとのこと。

「アレクシス・マカリステル、ドミニク・ソボスライ、遠藤航、ライアン・フラーフェンベルフの4人が加入した。リヴァプールにとってそれは素晴らしいビジネスになったようだ。

私が知っている限りで言えば、リヴァプールはこの見事な人材確保の動きにとても満足しているとのことだ。

今になっての評価というわけではなく、9月の時点ですでにリヴァプールは素晴らしい仕事をしたと感じていたようだ。

特にマカリステルは信じられないほどの見事なバーゲン契約であり、条件を考慮すればお買い得なものだった。

加入した他の選手も特にビッグネームではなかった。イングランドで多くの人々を驚かせた遠藤航もそうである。バイエルンでの困難な時期を抜け出したフラーフェンベルフも、その将来はトップレベルにあると確信されている」

遠藤航も絶対入る!リヴァプールが補強した「最強お買い得選手」6名

ファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、今季のリヴァプールが行った補強については「ビッグネームはいなかったが素晴らしい成功を収めた」と内部で評価されているという。

夏の段階ではロメオ・ラヴィアやモイセス・カイセドを獲得できず、中盤の人材確保が遅れていると言われていたにもかかわらずである。結局はチェルシーよりもかなり安い額で中盤を構築することに成功している。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名