ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフでプレーする田中碧。1部昇格を目指すチームで素晴らしい活躍を見せている。
そうしたなか、『Bild』は「“Tzanaka”は2部リーグにはもったいない」という記事を伝えていた。
田中とともにチームを牽引するギリシャ人FWフリストス・ゾリスは今季15ゴールと活躍。Tzanakaは田中とゾリス(Tzolis)のコンビを表す造語であり、「多くのブンデスリーガ1部クラブも2人を起用できるはず。今や両者とも2部リーグにはもったいないほどの実力を発揮している」と賞賛している。
ダニエル・ティウネ監督も「(加入当初の)アオはあらゆる面で時間が必要だったし、彼は人間性を読み取るのもとても難しい。今の彼は加入以降最高のタナカアオだ。うちにこんな選手たちがいるなんてと目をこする人も多い」と話しているそう。
ただ、フォルトゥナはノリッジからレンタルしているゾリスを500万ユーロ(8.1億円)で買い取る財政的な余裕はなく、田中も契約が2025年までとなっているため、今夏に2人とも退団する可能性がある。