フェイエノールトは17日に行われたエールディビジ第26節ヘーレンフェーン戦に3-2で勝利した。
終了間際の後半43分に決勝ゴールを決めたのは、日本代表FW上田綺世。相手DFがミスしたバックパスをかっさらうと、冷静にシュートを沈めた。
¡¿QUÉ HACES?!
Tremendo error del defensa y el Feyenoord lo gana en la recta final con este gol de Ueda
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— Futbol Picante (@futpicante) March 17, 2024
『ESPN Futbol Picante』は、「何してるんだ!?DFがとんでもないミス。終了間際の上田のゴールでフェイエノールトが勝利」と伝えていた。
後半30分からの出場だった上田はこれが移籍後2点目。試合後、アルネ・スロット監督は、上田についてこう話している。
「上田は長い間苦しんでいた。まず何よりもストライカーとして得点を決めたいし、できれば重要な場面でね。彼は何度もそれに近づいていた。アウェイでのラツィオ戦で終了間際にGKに防がれたシーンをいまでも覚えている。(このゴールは)彼にとってとても喜ばしいもの。なによりも上田はこれを必要としていたと思う。
彼はとても内省的な子だ。チャンスを逃した時の態度を見るとね。ただ、私の思い込みもある。日本人はクラブの人間からの信頼に応えたいという気持ちが強いからね。彼はそれがまだ十分に成功していないことにもどかしさを感じている。
彼は常にやってきたし、遅かれ早かれ努力は報われるものだ。今日、彼はそれを経験した。これが量産のスタートになることを願う。
彼に何も押し付けたくないが、これがデカイプ(フェイエノールトのホームスタジアム)での初ゴールだ。次に出場する際、彼はファンから全面的に応援されるだろう。実際、彼らはすでにそうしているが、さらに過激になる。サンティアゴ・ヒメネスと同じように彼はそれをうまく利用できるはずだ」
上田が9月に決めた初ゴールは敵地でのユトレヒト戦だったので、ホームではこれが初ゴールだった。