24日にウェンブリーで行われたイングランド戦に1-0で勝利したブラジル代表。
値千金の決勝ゴールを決めたのは、弱冠17歳のエンドリッキだった(動画5分15秒から)。
エンドリッキは得点後に感情的になっていたほか、試合後にも感極まった様子でピッチに横たわっていた。『Globo』によれば、彼は試合後にこんな話を明かしていたそう。
「まだ気持ちを受け止めているところだよ。最後にもう一度ゴールを決めるチャンスがあったけど、自分が決めたゴールのことばかり考えていた。独特の感覚だよ。
おもしろいことに僕はビデオゲームのキャリアモードで代表チームを使ってプレイしていて、ここウェンブリーでの最初の試合でゴールも決めていたんだ。それが頭にあって、試合のことを考えられなくなってしまった。
(終盤のチャンスを逃したのは)痛かったけれど、特別な思い出さ。言葉では言い表せない。とても嬉しいね。あまり泣くほうではないので我慢しているよ」
エンドリッキは選手としてのキャリアを送るというサッカーゲーム内のモードで遊んでおり、ゲーム上の出来事が現実になったとか。
なんでもスタンドには家族や恋人もいたそうで、試合後にはレアル・マドリーでチームメイトになるイングランド代表ジュード・ベリンガムらからハグもされていた。