石井正忠監督が率いるタイ代表は26日に行われた韓国とのワールドカップアジア二次予選に0-3で敗れた。
21日に行われた同一カードは1-1の引き分けという結果だった。『Thairath』によれば、石井監督は試合後にこう話していたそう。
「1-1の引き分けだった第1戦からこの戦いに臨んだ。多くの力を使った。しかし、違ったのは韓国のほうがフィジカルコンディションに優れていたこと。
この試合ではディフェンスをしようとした。攻撃的な試合では、ゲームをビルドアップしたり、ボールをコントロールしようとする。しかし、期待したほどうまくいかなかった。
(タイファンはいい結果を期待しているがプレッシャーはあるか)
正直なところ、我々にプレッシャーはない。目標はワールドカップに行くこと。それがタイ選手たちのレベルを上げることになる。我々は一試合一試合を見ているし、長期的な目標もある。負けたのは悲しい。システマティックに継続的に取り組まなければならない」
タイは4試合を終えて1勝1分2敗のグループ3位だが、石井監督は「残り2試合でまだ次のラウンドに進むチャンスがあると信じている」とも話していたそう。
残り2試合で対戦するのは、2位中国と最下位シンガポールだ。
なお、『Daum』などの韓国メディアによれば、石井監督は「韓国と日本がアジアでトップクラスのチーム。選手の質の差は明らか。チームとしてどう勝つかを考えながらここまで来たが、まだ到達していない。(韓国選手の)レベルの高さをあらためて感じた」とも話していたそう。