決勝トーナメントに突入したアジアカップ。
日本代表は31日にバーレーンとの決勝トーナメント1回戦を戦う。そこで勝利した場合、準々決勝で対戦する相手は、イランとシリアとの勝者になる。
FIFAランキングで日本に次ぐアジア勢2位の21位につけるイランは、グループステージを3連勝で突破してきた。一方、シリアはFIFAランク91位。
イラン紙『Al-Vefagh』によれば、イラン代表は日本を見据えてシリアと対峙するとのこと。
「イラン代表は、土曜の準々決勝を見据えて水曜のシリア戦に臨むが、誰もが日本代表が来ると予想している。
その理由は、日本代表の実力と、ほとんどの選手がヨーロッパのクラブでプレーしていることにある。
その証拠に恐ろしい日本との対戦を回避するために、いくつかのチームに奇妙でおかしな結果が起きている。韓国とヨルダンがグループステージでやったことは、アジアサッカーとアジアカップ全体の恥だ」
日本が対戦するバーレーンはグループEを首位で突破。一方、韓国は2位、ヨルダンは3位で決勝トーナメントに進んだが、日本を意図的に避けたとみているようだ(韓国のユルゲン・クリンスマン監督はそれを否定しているが)。
なお、ヨルダンは29日に行われたイラクとの決勝トーナメント1回戦に3-2で勝利し、準々決勝進出を決めている。
ちなみに、イランとヨルダンは、国として微妙な関係性にあるようだ。