大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平氏がMLBロサンゼルス・ドジャースから解雇された。
『ESPN』などによれば、水原氏は違法なブックメーカーを通じて賭博を行ったとされており、450万ドル(6.8億円)以上の送金が大谷選手の銀行口座を通じてブックメーカーに行われていたことに関する疑いもかけられている。水原氏は通訳として入団した北海道日本ハムファイターズで大谷選手と親交を深めると、渡米後の2018年以降も行動を共にしていた。
フジテレビ系列で放送されている『ワイドナショー』でもこの話題をピックアップ。元サッカー日本代表の前園真聖氏は、野球選手とサッカー選手の通訳との関わり方の違いについてこう話していた。
「サッカーと比べて、違うなと感じたのは、同じように通訳をつけるんですけど、サッカーの場合はピッチ外とかあまり私生活には関与しないんですよ。
極力、言葉を覚えたり、コミュニケーションをとるためにサッカーの場合は2~3年で外すんですよ。よりコミュニケーションをとっていなかければいけないから。選手と監督とで話さなければいけない。
ましてや、プライベートは最初のほうは色々と教えてもらうけれども、それがないから逆に大谷さんの場合は本当に信頼して私生活も含めて一緒だったので、その分預けていたものも色々と大きかったんじゃないかなと」
サッカーの場合、野球以上にプレー中のコミュニケーションが必要になる。そういう理由もあるため、通訳をつけるのは一時的なことが多いとのこと。
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この話を聞いた司会の東野幸治さんは、「なるほど。ピッチ上でタイムをとらずにプレーのことを(話す必要があるから)」と納得していた。