日本時間7日に行われるセルティック対レンジャーズのオールドファームは、勝点1で首位を争う宿敵同士の頂上決戦になる。

そうしたなか、元セルティックFWクリス・サットンは、『Daily Record』のコラムで前田大然を注目選手のひとりに挙げていた。

「セルティックで重要になるのは、前田とニコラス・キューンだ。この日本人は(今季15ゴールを叩き出しているレンジャーズの右SB)ジェームズ・タヴァーニアと対峙するのでより重要になる。

レンジャーズのキャプテンは今季も素晴らしい活躍を見せており、ゴール数でも群を抜いている。得点だけでなく、サイドから質の高いボールを供給するなど攻撃をサポートする素晴らしい能力もある。

だが、前田には彼を追跡する走力と止めるハングリーさがある。アイブロックスでの対戦でそれをやってのけた。

また、昨年の対戦でゴールを決めた時のように彼はスリップを利用することもできる。(前に出て行く)タヴァーニアの背後に前田は簡単に侵入できる。前田はタヴァーニアに対して常に前に出て行き、背後にスペースを残すかいなかを問うことになるだろう」

タヴァーニアは右サイドバックながらチーム内得点王となっており、レンジャーズの攻撃におけるキーマンとなっている。左ウィングとして彼と対峙するであろう前田のプレーが試合のカギになりえるようだ。

また、サットンは「古橋亨梧はチャンスを逃さない。今季の対戦ですでに2つの決勝ゴールを決めているように、彼は自分自身で物事を起こすことができる。ただ、彼への適切な供給があれば、その脅威はさらに増すため、ウィンガーの活躍が必要だ」とも指摘している。

「背番号3」なのに右サイドバックだった10人の選手

なお、タヴァーニアは今季全コンペティションで22ゴールを叩き出しており、PKで13得点、フリーキックで3得点を決めている。

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