かつてリヴァプールやチャールトン、トッテナム、フラムなどでプレーしたイングランド代表MFダニー・マーフィーが、コカイン依存症で脅迫されていたことを告白した。
ダニー・マーフィーは現在47歳。イングランド代表でも9試合に出場したエネルギッシュなミッドフィルダーで、現在は評論家として活動している。彼は2013年にブラックバーンで現役を引退したあと大麻やコカインに手を出し、数年前まで薬物依存症に陥っていたことで有名だ。
『Daily Mail』によれば、ダニー・マーフィーはベン・ヒースが運営するYoutubeで以下のように話し、コカイン依存症を暴露すると脅されていたこともあったと明かした。
「引退してからの生活の問題。収入や税金のことなど、サッカーではないものにどう対処すればいいのか。サッカーをしているときは、アドレナリンとドーパミンのおかげで他のことを忘れられるし、前向きな思考とエネルギーが保たれる。ただ、サッカーをしていないときには大きな問題になる。
だから私はコカインと大麻に夢中になった。アルコールはなくても生きていけるが、薬物に依存した。これがなければ何もできないと思うようになった。最初はやめられたかもしれないが、週に1回、2回、3回と続けていくと、最終的にはその蓄積で心が掴まれてしまうんだ。
それが薬物依存を公表した理由ではないが、過去には私のコカイン依存症を利用して脅迫してきた人々もいたんだ。
告白を決意してから3~4年遅れたが、それは子どもたちが理由だった。ただ、彼らは昨夜それを聞いてからも冷静だった」
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また、マーフィーは「同じようなことに陥っている元選手がたくさんいる」と明かし、そのような人々の再起を促すために自身の依存症を告白したとも話していたそう。
彼自身は薬物依存症を治療するためのセラビーを受けたことが大きな助けとなり、評論家としての目標を見つけたことで薬物から離れられたとも語っていた。
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