かつてマラガやマルセイユなどでプレーしたスペイン人FWコケが、麻薬密売組織のリーダー格であることを認めたとのこと。
セルヒオ・コントレラス・パルド、通称「コケ」は1983年生まれの40歳。マラガの下部組織で育ったストライカーであった。
2004年にマラガからフランス・リーグアンのマルセイユに移籍し、中田浩二が所属していたチームでそこそこの活躍を見せた。
その後スポルティングCPへのローンを経て退団し、それからはアリス・テッサロニキやヒューストン・ディナモ、ラージョ・バジェカーノなど様々な国のクラブを渡り歩くジャーニーマンとなった。
そして2016年に現役引退したが、その後2019年に兄弟やガールフレンドなど30人ほどの関係者とともに逮捕されている。
その容疑はヨーロッパの様々な国で違法薬物を密売する組織に関与していたというもので、逮捕されたうちの17名が裁判にかけられたという。
そして今回のレポートによれば、コケはその違法薬物密売ネットワークを率いるリーダー格であったことを認めたとのことだ。
また、同じように裁判に臨んでいる17名についても全員がその罪を認めており、それぞれに最大6年の懲役刑が言い渡されているという。
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なお、コケにも数日中に判事から判決が言い渡されるとのことであるが、6年の懲役刑になると確実視されている。