日本代表DF冨安健洋がプレーするアーセナルは数多の有望選手たちを抱えてきた。
そのアーセナルアカデミーに所属していた元ユース選手が四肢麻痺に苦しんでいると『Independent』が伝えている。
Former Arsenal academy player left tetraplegic and needs 24-hour care after drink ‘spiked’ on night outhttps://t.co/aZBwzZspko
— The Independent (@Independent) April 24, 2023
23歳の彼はダニエル・ケインさん。電気技師・エンジニアの資格を持っており、あのGoogleで働いた経験があるそう。
だが、2020年6月に友人たちと夜遊びに出かけた際、人生を一変させる出来事に遭う。
友人たちは“おかしな色”になったケインさんが意識を失っていることに気付くと、救急車が到着するまで心肺蘇生を試みた。救急車が到着して24分後に鼓動は再開したものの、ケインさんは酸素不足によって脳と脊髄に深刻なダメージを負った。
医師は目覚めたとしても植物状態になると宣告したが、ケインさんは25日間の昏睡状態を経て、意識を取り戻すと認知機能も徐々に戻り始めたそう。短期記憶には大きなダメージがあったものの、長期記憶は失われなかった。