2020年10月、アヤックスでプレーしているGKアンドレ・オナナはドーピング検査で陽性となり、9ヶ月間の活動停止処分を受けることになった。
それから長くピッチから離れていたものの、今年11月24日のチャンピオンズリーグでようやく復帰。キャリアに深刻な影響があったとのことだが、無事にプレーを再開することができた。
🙌 Welcome, @AndreyOnana!
The @AFCAjax goalkeeper will pledge 1% of his earnings to driving social change through football.
💬 “This year was very difficult for me, but it is important to end it on a good note and in the best way possible: helping others.”
⚽️❤️🌍 pic.twitter.com/dd0pSQTXoj
— Common Goal (@CommonGoalOrg) December 14, 2021
【動画】収入の1%を社会の変革のために寄付することを発表するアンドレ・オナナ
彼は今回『MARCA』のインタビューで以下のように答えたという。
アンドレ・オナナ
「アタランタと対戦したあとだった。非常に激しい試合で、結果は2-2だった。
その日は夜明けに到着したのだが、僕は頭痛で目を覚ましてしまったんだ。
処方された薬(Litacol)を飲もうと思ったが、出産したばかりの妻が服用していた錠剤(Lasimac)を持っていたので、思わず使ってしまった。
そして、その日僕は最初にドーピング検査を受けて家に戻った。
1ヶ月後、カメルーンにいたときに『陽性だった』と報告を受けた。医者には言ったんだ。『あなたたちのミスだと思う。僕はこれまで23回以上検査を受けてきたんだから』と。
医者が『フロセミドが検出された』と言ったとき、僕は『それは何だ?』と言った。それに答えたのは妻で、『アンドレ、それは私に処方された薬よ』と話したんだ。
その時『しまった、僕は愚かな間違いを犯した』と思った。