ボルシアMGでプレーする日本代表DF板倉滉。
8日に行われたブンデスリーガ第28節ヴォルフスブルク戦ではセンターバックではなくボランチで起用されると同点ゴールを決めた。
『Bild』によれば、ボルシアMGのヘラルド・セオアネ監督は、板倉を今後もボランチとして起用する可能性を示唆したという。
同紙は「セオアネ監督は3バック、4バック、5バックのどれでも、板倉をほぼ常に最後尾に配置してきた。しかし、ドルトムント戦に向けては状況が異なって見える。板倉は現在、“ボス”に永久昇格したようだ!ヴォルフスブルク戦でボランチ起用されるとそれが見事に功を奏した。板倉は視界を確保しながら最終ラインをプロテクトしつつ、本当に危険になる前にディフェンスへのプレッシャーを軽減した。 そして、シュートを放つことさえした。20メートルからの時速113km(!)のシュートが同点につながり、3-1の逆転勝ちに貢献した」とそのプレーを賞賛。
指揮官も中盤起用された板倉を絶賛したという。
「滉はあのポジションで大きな安定感をもたらしてくれた。彼のようなバーサタイルな選手がチームにいてくれて嬉しい。様々なプロフィールで試合における影響力を得られる。私としてもゲームプランの調整に役立つ。ダブルボランチシステムはうまく機能したので、今後の試合でももちろんオプションになる」
板倉本人も「ヴォルフスブルク戦での役割はとても明確だった。ディフェンスへの圧力を軽減しつつ、攻撃陣をサポートすること。とてもうまく機能したね!」と手応えを口にしている。
13日に行われるボルシアMG対ドルトムント戦では板倉のポジションにも注目だ。