アイントラハト・フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠は17日、ドイツで会見を開き、今シーズン限りで現役を引退することを発表した。
長谷部は1984年1月18日生まれの40歳。静岡県藤枝市に生まれ、地元の藤枝東高校から2002年に浦和レッズでプロ入り。攻撃的MFからボランチにコンバートされ、クラブ初のリーグ優勝(2006年)やACL制覇(2007年)に大きく貢献した。
2008年1月にドイツへ移籍し、ヴォルフスブルクでは2008-09シーズンにリーグ優勝を経験。ニュルンベルクを経て加入したフランクフルトでは10シーズンに渡りプレーしてきた。
今季はここまでリーグ戦7試合に出場。ベンチに入ることは多いものの昨季の18試合から大幅に出場機会を減らしており、家族らと相談した結果、この夏に現役を退くことを決断したという。
長谷部は日本代表でも歴代7位となる114試合に出場し2ゴールを記録。キャプテンとして2010年、2014年、2018年と3度のワールドカップに出場した。
【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」