ドイツ1部FCアウクスブルクとキットサプライヤーのMizunoは18日、レトロデザインの「優勝50周年記念」特別ユニフォームを発表した。27日のリーグ戦で着用する。

このクラブには日本人FW奥川雅也が所属しているが、今季後半から期限付きで2部ハンブルガーSVへ移籍しているため、このユニフォームを着ることはない。

FC Augsburg 2023-24 Mizuno Special Edition

アウクスブルク 2023-24 Mizuno スペシャル・エディション ユニフォーム

レッドとグリーンの片側ストライプを強調したスペシャル・エディションは、1970年代のレトロな雰囲気が漂うデザイン。この「白地に赤緑」というスタイルは、2010年以降のホームユニフォームに度々採用される“定番”だ。

優勝50周年ということで、この今回のデザインは1973-74シーズン当時のユニ・デザインをベースに製作。レトロな雰囲気を演出するために、右胸のMizunoロゴや各部スポンサーロゴは全てホワイト一色に変更し存在感を消している。

また、胸スポンサー「WWK Versicherungen」がMizunoロゴ下に位置を変えてたことで、より70年代の雰囲気に近いデザインとなっている。

アウクスブルクが初めてブンデスリーガ1部を戦ったのは2011-12シーズンで、それ以来降格することなく13シーズン連続で1部リーグに籍を置いている。

このユニフォームでの優勝50周年記念とは当然ながら1部リーグでのことではなく、1973-74シーズンの地域リーグ「レギオナルリーガ・ズュート(地域リーグ南部)」優勝を記念したもの。この優勝により、チームは翌年創設されたブンデスリーガ2部・南部のオリジナルメンバーとなる。なお、創設時の2部は南北2つのリーグに分かれていた。

レギオナルリーガ・ズュート優勝50周年記念ユニフォームは、当時の写真をデザインした特別なボックスに収納。クラブ創設年と同じ1907着の数量限定で、クラブのオンラインストアにて販売される。販売開始は現地時間4月21日午前10時とのこと。

今季「MIZUNOのユニフォーム」を着る欧州の7チーム

選手は4月27日にホームで行われるブンデスリーガ第31節ヴェルダー・ブレーメン戦の1試合限定で、この50周年記念ユニフォームを着用する。

現在では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。街着にも使えるレトロなユニフォームが時を経て甦ります。

【Qoly × LFB Vintageはこちらです】

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名