現在J3で3位につけるFC今治とアシックスは3月28日、ホームスタジアムである「今治里山スタジアム」の呼称に係る命名権(ネーミングライツ)契約で合意したことを発表。

スタジアムの正式名称は「アシックス里山スタジアム」。その略称とロゴマークの発表会見が4月23日に行われた。

略称は、誰もが楽しめるコミュニティの場として親しみをもって足を運んでもらいたい、という思いを込めて「アシさと」と命名。

ロゴマークは、今治の街並み、自然やサッカースタジアムを一筆書きのように描くことで、スタジアムを中心とした地域と人との「つながり」を表したという。豊かな自然の中で多くの人と物事が行き交い賑わう様子が温かみのある色合いで表現されている。

アシックスとFC今治は、2022シーズンからユニホームサプライヤー契約を締結し、トップチーム、レディース、アカデミーの選手、コーチ、スタッフがアシックスのユニフォームを着用。

また、2022年8月から2023年2月にかけては、アシックス独自の健康増進プログラム「ASICS HEALTH CARE CHECK」を提供し、今治里山スタジアムを拠点としたランニングイベントを開催するなど、FC今治ファンコミュニティを中心とした今治市民の心身の健康増進をはかるプロジェクトを実施してきた。

企業理念である「次世代のため、物の豊かさより心の豊かさを大切にする社会創りに貢献する」の実現に向けて、スタジアムを核に、新しい共助のコミュニティの実現を目指すFC今治。

これからもアシックスとともに両社のビジョンに共通する、スポーツ、健康、教育、環境といったテーマを中心として、すべての人が幸せを感じられる新しいコミュニティ創りに取り組んでいくとのことだ。

建設費を90億円に圧縮も…秋田、新スタジアム情報・建設候補地まとめ(ブラウブリッツ秋田 ホームスタジアム)

なお、今治里山スタジアムのネーミングライツの契約期間は、2024年5月1日~2029年1月31日となっている。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名