今季リヴァプールに加わるとチーム唯一の守備的MFとして大きな貢献を果たしてきた遠藤航。
ただ、彼をチームに引き入れたユルゲン・クロップ監督は今季限りで退任し、オランダ人のアルネ・スロット氏が新指揮官に就任する見込み。そうしたなか、『Sky Sports』はこう伝えていた。
「リヴァプールはトップレベルの守備的MFと契約するのか。今季刷新されたリヴァプールの中盤は大きな話題となっており、遠藤とアレクシス・マカリステルが守備的MFの役割を分担している。
だが、スロット監督はダブルボランチを使うことが多く、(31歳の)遠藤がリヴァプールの守備的MFとして長期的な解決策なのかは疑問があるため、守備的MFの補強はこの夏の移籍目標に思える。
そうなれば、マカリステルはブライトン時代に近い“10番”の役割でプレーできる。また、リヴァプールの守備にもう少し安心感を与えることにもなるだろう。今季は23試合で0-1のリードを許しているのだ」
スロット監督はフェイエノールトでは4-2-3-1システムを使っており、リヴァプールは守備的MFを補強するかもしれないとのこと。
そうしたなか、『Rousing The Kop』によれば、ジャーナリストのグレアム・ベイリー氏がこんな話をしていたそう。
「(リヴァプールとの契約が今季限りの)ティアゴ・アルカンタラが退団するのは分かっている。
遠藤がある時点でドイツに戻ったとしても大きなショックではないだろう。彼は加入して仕事を成し遂げた。いい仕事をしたと思うが、彼がブンデスリーガに戻るのは間違いないだろう。彼は大金を得ているわけでもないし、彼ら(リヴァプール)は彼のために大金を支払ったわけでもない」
この発言を受けて、遠藤が1年でリヴァプールを退団する可能性があると報じる海外メディアもある。
ただ、Xのフォロワー数100万人以上を誇るリヴァプール情報サイト『This Is Anfield』は、「ベイリー氏によれば、リヴァプールが遠藤を1年だけで売却する可能性があるという。我々は彼を信頼できる情報源だと考えていない!」としている。