多くの日本人選手が所属するセルティックは11日に行われた宿敵レンジャーズ戦に2-1で勝利し、リーグ連覇に大きく近づいた。

前半でレンジャーズに退場者が出た一戦で、旗手怜央は先発から後半35分までプレー。ブレンダン・ロジャーズ監督は、彼を交代させた理由についてこう説明した。

「(前半38分に)2-0になった時にスイッチを切って、集中力を失ってしまった。それで相手に何かを与えてしまった。

後半の立ち上がりはよかったが、(マット・オライリーが)PKを外してしまった。11人対10人になることが今季何度かあったが、私はそれが好きではない。(数的有利な状況を)我々は苦手にしている。

暑い日だったし、選手たちは全力を尽くした。だが、2-1なら、相手が10人だろうと9人だろうとどんなことでも起きうる。ボックス内にロングボールが来たが、素晴らしく立ち向かった。最終的には大きな勝点3になった。

2-1での私のメッセージは、とにかくボールをキープして、試合を管理することだった。だから、怜央を交代させた。彼はビッグタレントだが、私の好みからすると(相手にボールを)与えすぎる。

MFは試合をコントロールしなければいけない。ボールへの愛情を示し、大事にしなければいけない。あまりにルーズで雑だった。試合は必要以上に緊迫してしまった。3-1にできるPKを失敗したが、5-1か6-1で終わってもいい試合だった」

旗手はMFとして試合をコントロールするプレーができていなかったので交代させたとのこと。

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セルティックとレンジャーズは25日にスコティッシュカップ決勝で再戦する。旗手のリベンジに期待したい。

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