24日、2026年ワールドカップ・アジア2次予選に向けた日本代表の最新メンバーが発表される。

今回のシリーズでは、6月6日(木)にミャンマー代表と現地で戦い、その後日本に戻って11日(火)にシリア代表とエディオンピースウイング広島で対戦することが決まっている。

日本はすでに3次予選への進出を決めており、また23歳以下の選手はパリ五輪に向けた欧州での強化試合に招集される見込み。そのため、今回の2試合が新たな選手を試す数少ないチャンスとなる。

そこでここでは、今回の日本代表に呼んでほしい「現在J1リーグで絶好調な選手」をご紹介しよう。

鈴木優磨

所属クラブ:鹿島アントラーズ(日本)
年齢:28歳

彼の招集が実現した場合、X(旧Twitter)のトレンド入りは間違いないであろう。

昨シーズンは14得点5アシストを記録。今季は右頬骨の骨折で出遅れたものの、ここまで7得点2アシストと常勝・鹿島の復活を牽引している。

森保一監督も観戦した先日の広島戦でも勝利に大きく貢献し、塩谷司、川村拓夢という日本代表経験者に囲まれながら奪われない圧巻のボールキープは大きな話題にもなった。

日本代表には2018年に一度招集されたもののケガで辞退。以降一度も呼ばれておらず指揮官との確執を噂されて久しいが、そろそろ雪解けしてもいい頃だ。

宮代大聖

所属クラブ:ヴィッセル神戸(日本)
年齢:23歳(5月26日に24歳)

川崎フロンターレで燻っていた神童が、ようやくここで名前を挙げられる位置にまで這い上がってきた。

今季、完全移籍で神戸に加入した23歳は、ここまで公式戦7得点を記録。幼少期から轟かせてきたその才能をついに爆発させている。

彼の武器はなんといってもシュート。川崎時代のチームメイトでもあるGK新井章太は当時、「シュートやばいっす、マジで。今までで一番凄かったなっていうくらい。大久保(嘉人)、中村(憲剛)、小林(悠)、知念(慶)を合わせたようなシュートを打ってくるんですよ、アイツ」とその驚きを語っている。

プレースタイル的にいえば、南野拓実(モナコ)のライバルとなるはず。奇しくも『大迫勇也と組んだことで急成長した』という二人だ。