J3のテゲバジャーロ宮崎は31日、宮崎県の強豪・日章学園高3年のU-19日本代表FW高岡伶颯が特別指定選手として日本サッカー協会より承認されたことを発表した。

高岡は2007年3月12日生まれの17歳。昨年のU-17ワールドカップで4得点を挙げ、日本のラウンド16進出に大きく貢献したストライカーだ。

高岡は今年に入ってから国内外のさまざまなプロクラブに練習参加。卒業後の進路が注目されるなかで今回、地元のJクラブであるテゲバジャーロ宮崎で特別指定選手として登録されることになった。

JFA・Jリーグ特別指定選手制度はこれまで加入が内定したクラブでのみ認められていたが、今年から日本サッカー協会が推薦した選手であれば加入が決まっていなくても特別指定選手として登録することが可能に。高岡はこの新ルールの適用第1号となる。

登録の際は、同一都道府県内のクラブが優先されることから、高岡の場合はテゲバジャーロ宮崎が第1候補となり、宮崎が意思を示したことで今回の発表に至った。

クラブはリリースの中で高岡を「超高校級ストライカ―」と紹介。地域の活性化とともに、現在19位に沈むチームの起爆剤としても期待されることになりそうだ。

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なお、同じくU-19日本代表FW名和田我空(神村学園高3年)も高岡と同様の形で特別指定選手として登録される可能性が以前から報じられている。こちらの動きも注目したい。

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